【麻雀】強い形は薄く、弱い形は厚く構える!!

4面子1雀頭をつくるために、初級者の方に覚えてほしいことがあります。それは、「強い形は薄く、弱い形は厚く構える」という考え方です。今回は、この考え方について細かく解説していきます。

 

強い形・弱い形とは

強い形・弱い形の定義
  • 強い形:リャンメンターツや三面張のこと
  • 弱い形:カンチャンやペンチャンターツのこと

強い形と弱い形の境界線は、リャンメンターツ以上であるかどうかです。リャンメンターツ以上であれば強い形、リャンメンターツ未満であれば弱い形です。良い形・悪い形や好形・愚形という表現がありますが、これも強い形・弱い形の定義と同じです。

実戦でよく登場する1シャンテンの形

これは、実戦でよく登場する手牌の形です。「一三③④」のどれかを捨てると1シャンテンになります。さて、何を捨てるのが一番良いでしょうか?

正解は「④」です。

解説

麻雀を覚えたての初級者が陥りがちな傾向として、トイツを大事にしすぎるというのがあります。そのため、この手牌から「一」を捨ててしまいがちです。しかし、麻雀は基本的に縦ではなく横に伸ばしていくゲームです。なぜなら、トイツを暗刻にするよりもターツを順子にする方が簡単だからです。では実際に、「一」よりも「④」を捨てた方が良い理由を解説していきます。

画像の下のところに、それぞれの牌を捨てたときの1シャンテン→テンパイになる牌の受け入れ枚数が表記されています。「一」を捨てたときの受け入れ枚数が14枚なのに対し、「④」を捨てたときの受け入れ枚数は16枚だということがわかります。この差は、裏目になる牌の枚数差です。「一」切りの裏目になる牌は「二」で、その枚数は4枚です。それに対し、「④」切りの裏目になる牌は「④」で、その枚数は2枚です。つまり、裏目になる牌の枚数が「一」切りよりも「④」切りの方が2枚少ないため、その分「④」切りの受け入れ枚数が2枚多いということです。

「三」切りではなく「④」切りの理由

ここで1つの疑問が浮上します。それは、「三」切りも受け入れ枚数が「④」切りと同じ16枚なのに、なぜ「④」切りが一番良いのかということです。その答えは、テンパイ形の違いにあります。

「三」切り「7」ツモの場合、「二」のカンチャン待ちになります。

しかし、それが「④」切り「7」ツモの場合、「②⑤」のリャンメン待ちになります。

また、「三」切り「②⑤(どちらか)」ツモの場合、「二」のカンチャン待ちになります。

しかし、それが「④」切り「②⑤(どちらか)」ツモの場合、「二」のカンチャン待ちにするか、それとも「三7」のシャンポン待ちにするかを選べます。

このように受け入れ枚数は同じでも、テンパイ形や選択肢に大きな違いがあるので、「三」よりも「④」を捨てる方が良いです。

強い形は薄く、弱い形は厚く構える

もう一度、この手牌を見てみましょう。先ほど解説した通り、この手牌からは「④」を捨てるのが最も良いです。これは冒頭に述べた「強い形は薄く、弱い形は厚く構える」に当てはまります。「一三」と「③④」の形を比較すると、「③④」の方が強い形です。言い換えるなら、「一三」は子どもであり、「③④」は大人です。大人に対してフォローする必要はありませんが、子どもにはフォローが必要です。そのため、どちらかのフォローができるときは、弱い形の方をフォローするようにしましょう。

まとめ

  • 弱い形には、フォローが必要
  • 何を捨てるか迷ったら、リャンメン固定が無難

以上、「強い形は薄く、弱い形は厚く構える」についてでした。強い形(リャンメンターツ以上)は面子になりやすいので、フォローしなくても大丈夫です。しかし弱い形(リャンメンターツ未満)は面子になりにくいので、フォローできるときはフォローするようにした方が良いです。

実戦では、このような手牌になることがよくあります。こうなったときに何を捨てるか迷ったら、リャンメン固定をするのが無難です。リャンメン固定とは、「⑥⑥⑦」のような「リャンメンターツ」+「トイツ」になっている部分を「リャンメンターツ」に固定することをいいます。つまり、このような手牌になったときは、弱い形には手を触れず、最も強い形である「⑥⑥⑦」から「⑥」を捨てるのが良い選択になります。